飽和脂肪酸は悪者なのか

Yurie

最近教えてもらったヘルシーフード、GHEE(ギー)

IMG_1127.jpg

インド由来のバターで、インドで最も使われている乳製品だそうです。

(教えてくださったのは、スーパーヘルシー思考なヨギーでもあるイラン人の方)

一般的なバターと同様に、牛や水牛のミルクを原料としていますが、ギーは精製された "澄ましバター"。

バターが手元にあれば、自分で作ることも出来ます。ゆっくりと加熱して溶けたバターを放置すると分離して層になりますが、その中間層、純粋で濃厚な部分がギー。バターと比べると、固体の状態でも少し透けており、要冷蔵で長期保存が可能です。

ギーは脂溶性ビタミン、カロテン等も含みますが、99%が脂質です。動物性脂肪であるため、飽和脂肪酸の割合が65%と高く、一価不飽和脂肪酸32%、多価不飽和脂肪酸3-6%と続きます。

これまで、飽和脂肪酸を摂りすぎると動脈硬化や心疾患、脳卒中などのリスクを高めると言われてきました。

しかし最近の研究では、飽和脂肪酸はむしろそれらのリスクを軽減し、さらに血圧や血糖なども改善させるのではないかとされているそうです。

インドの伝統医療アーユルヴェーダでは、ギーは食事療法やマッサージ等に用いられてきました。

寿命を伸ばし、さまざまな病気から身体を守る、最も健康的な食用油のひとつとして、心疾患を含むさまざまな病気を治癒するとされています。

また、インドでは炒め物や揚げ物などの調理油としても使われてきましたが、ここ数十年の間で、日本でも一般的な不飽和脂肪酸系の植物油が普及したそうです。そしてそれに伴うように、インドでは心臓血管系の病気が増えているそうです。

そういった背景もあり、ギーなどの良質の動物性脂肪は、心臓血管系の病気のリスクをあげるものではなく、それらの病気の原因は他にあるのではないかと考え直されているといいます。

やはり、人間には植物性も動物性も両方必要で、どちらかに偏らず、どちらも適度に取り入れられた食事が理想なのではないかと感じます。

ギーは、普段からお肉をたくさん食べている方は取り入れなくてもいいと思いますし、逆に玄米菜食に近い食事をされている方にはおすすめです。

そしてつくづく、伝統医療は偉大だなぁと。。

昔の人たちは本当に賢い。感覚がものすごく研ぎ澄まされていたのだろうなぁ。。

人体の健康を考える時、科学的な根拠はもちろん大切なのですが・・それだけを判断材料としていたら、研究結果に振り回されてしまいますよね。『〇〇のリスクを上げるようなので控えましょう』『・・と思ったら違いました!』というような感じで。

そうしているうちに、分からなくなってしまう。

気がつかないうちに、メディアやマーケティングに踊らされている自分がいますね。

・・というわけで、古来から認められてきたギーを日常に取り入れてみたのでした。

最近とあるワークショップで偶然、知り合いのインド人の方と一緒になることがありました。そして帰りに家まで送ってもらったのですが、車の中でパンにギーを塗ったものをいただきました。

バターよりもあっさりとしていて生でも食べやすいギーには、そういう手軽な使い方もあります。塗ったり和えたり、焼いたり揚げたり・・バターと調理油、両方の用途で使えばいいわけです。

日本に住んでいる親友が言っていましたが、食品を扱っているコスメキッチンでもギーを扱っているようです。もちろんネットでも手に入ると思います。

そういえばこの間、移動中に偶然見かけた車が、わたしが購入したギーのキャンペーンカー(?)でした!

IMG_1221.jpg

ギーのことを知らないままだったらこの商品は買わなかったと思います。となると、この車のこともスルーしていたはず。

知っていることが増えると、目に入るものも増えるから面白いですね。

本当はたくさんの物が視界に入っているのに、脳が察知する情報はとても限られている。

だからこそ、知識や経験は人生を豊かにしますね。

頭を固くする勉強ではなく、柔軟性の広がる勉強の仕方が出来ているといいなぁと思っていますが・・きっと出来てないなぁ。。気づかないうちにカチンコチンになってる。

だけど模索模索・・の日々が、結構楽しかったりします。

幸せな毎日に感謝です。

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply